第3回 農学カフェ「パーマカルチャーを学ぶ」report 2011.7.7



 
第3回 農学カフェ「パーマカルチャーを学ぶ」
 
今回の農学カフェは、明星ライブラリーから徒歩で5分程の所にある、あらきひろみち邸アトリエにての開催といたしました。

なぜここを今回の会場にさせていただいたのかというと、このアトリエは「コルゲート建築」という建築方式(豊橋市出身のエンジニア、川合健二氏の考案による)で建てられており、この建物に息づくあらきひろみち先生と川合氏の精神が、今回のテーマである「パーマカルチャー」の考えと共通する点が多いと思ったからです。

今回の「農学カフェ」にご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!!農業者の方、学生の方、遠方からのご参加の方など毎回、様々な方との出会いと交流の場ともなること、嬉しく思います。

「パーマカルチャー」について

パーマカルチャーは、1970年代に生まれた農的暮らしの考え方で、食とエネルギーの自主独立、自給を目指す、永続可能なエネルギーの循環システムのデザイン、と言えます。そのデザインの対象は建物、水、植物、動物、コミュニティー・・・生活の全てです。

そのシステムの実践!というと農場を作ったり、畑を作る、といったことになるのですが、誰もが畑を持っている訳ではありません。それに実際、農業をするとなると大変・・・、と思われる方も多いと思います。

この「農学カフェ」からは、誰でも出来る「パーマカルチャー」的視点から学ぶことや、簡単な暮らしに活かせるエッセンスを考えていけたらいいな、と思います。ですので農業のことを知らなくても全然大丈夫なのです。

以下は断片ではありますが、この日お話に出た、身近で実践出来る「パーマカルチャー的」事柄です。

・エネルギーの無駄をなくした効率的利用(節電も!・・・節約出来たことは「収穫・生産」ととらえます。(リサイクル、コンポストの利用、植物を植えるなども)
・豊かさの価値をシフトチェンジ(消費ではなく、何を作るか!)
・資源やエネルギーを考え、意識して、観察する。(植物、動物、建物、自然エネルギー、お金、情報、知識、感動、感性、想像力・・・)
・身のまわりの活用されていない価値ある資源に気づく。
・リベラルアートとして、自然から様々なことを学び、自然を身近に感じる。
・人や組織、場が循環の中で活かされるための、個性、能力、可能性を育てる努力(カルティベイション)

何だか漠然として分かりづらいかもしれませんが、近い未来に必要なのは、みんながエンジニア、みんながデザイナーとなり、自分や地域の暮らしに必要なエネルギーを作っていくことが大切なのでは、と思いました。

しかし、「なるほど そうか」と、少し納得は出来たとして、すぐに現実の世界が大きく変わることは目に見えにくい、などと思いますが、意識を少しだけ身の回りのエネルギーと、それがどのような使われ方をしているかに目を向けてみるきっかけになったら良いです。

次回の「農学カフェ」の日程はまだ未定ですが、9月あたりに開催出来るよう、調整してまいります。

未熟なナビゲートではありましたが、今後もよろしくお願いいたします。
 

 
 
2011/7/7