2日間に渡る普門寺さんのご本堂にてのアート展示
「壺中〜境界のない世界への門に立つ時〜」。
「壺中(こちゅう)」は夢と現、過去と未来、生と死、この場所とあの場所…。
全てがひとつに溶け合っているような架空のイメージの場所。
感じ方に正解はなく、作品を観たり、この場にいること、作家や誰かに出会うことで何かひとつでも心の中から湧き上がるものがあれば幸いです。
普門寺さんの1300年の歴史と豊かな自然の巡りに感謝して、アートと場所、物語と音楽、関わる人のご縁と、ご来場いただいた皆様それぞれの
想像が奏でるハーモニーを楽しませていただきました。
公開製作をする田口友里衣さん。
「here or there 2015.12.5-6」
2日間、太陽の光を受けて映るガラスの粒が落とす影を追い、墨で記録する時間を皆さまとシェアし、「あの時」の影は確かに存在していたことを見せてくれました。
兼藤忍「曼荼羅華〜いのちのきろく〜」
植物の葉を象った陶芸作品を曼荼羅の渦のかたちに並べた兼藤忍さんの作品配置図であり草木リスト。
本堂内にての演奏、音楽朗読「Pilgrimage〜壺中の夢〜」
・ピアノ演奏 音楽制作:岡山知憲
・朗読:明星
息をきらしながら石階段を上がり、ご来場いただいた大勢の皆さま、ありがとうございました。
2015/12/9