ジャージ姿で参加してきたドリームの会のメンバーは風と遊ぶかのように体を動かしていた。毎回来てくれるパチンコオータの人たちもさすがに寒そうだった。
吹きだまりになっているところにはゴミが溜まっていて取り除くには大変。
今回、一番のゴミは神社の絵馬。長い活動の中で初めてのものである。どこから来たのか、
絵の感じも同じようで、3枚も見つかるということは同じところで流れ出たのだろう。豪雨の影響だったのか、意図的に捨てられたのか。
残念ながら絵馬には神社名が入っていなかったので突き止めようがない。
これまでお札は何回か見つかったことがある。それは、きっと船の安全を祈願するところでお札を流す風習があるのだろうと思う。
一番怒れたのはフライパン。それも2枚もあった。海から流れてくるものではない。堤防に近いところにあり、完全に意図的に捨てられたもの。
断熱材が付いたプラゴミの破片やルアー、お酒の瓶、スプレー缶などもあった。強風の中、1時間近く活動をしてくれた参加者には感謝である。
この季節は、海にとって大切な季節である。春から夏にかけて伊勢湾上流域の西濃地方や尾張地方で豪雨が何度かあった。その時に流れ出たゴミは、海が荒れない限りはずーっと海に漂流をしている。
激しい季節風が吹くことで海が荒れ、海はゴミを吐き出すことができる。人が作りだしたゴミである。海が吐き出したゴミを拾うのは当たり前である。この季節、海はどんどん吐き出せばいい。
そして、きれいになってほしい。
ゴミ総重量 190Kg
参加者数 41人
亀の子隊員・親亀・賛助隊員 12 人
キャップの数 74個